東京大学医学部、産業技術総合研究所、当社の三者共同研究の成果として、皮膚の血管炎である皮膚動脈炎 (CA)患者の自己抗体解析により、抗トランスコバラミン受容体(TCblR)抗体の病理学的意義、診断マーカーおよび治療標的が明らかになりました。本研究の自己抗体解析には、弊社のHuPEX®網羅型タンパク質アレイが使用されております。
現状の皮膚動脈炎診断は皮膚生検によって行われておりますが、病因は不明であり治療法も確立されておりません。本研究成果は、本疾患の病因解明、診断、治療に大きな恩恵をもたらすものとなります。これらの成果は特許出願を完了し、J. Autoimmun(IF:14.5)に掲載されております。
URL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896841123000045