令和7年度「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」に採択されました
プロテオブリッジ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:熊谷 亮)は、(公財)東京都中小企業振興公社が実施する令和7年度「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」に、当社の事業計画が採択されたことをお知らせいたします。
今回採択された事業は、「自己抗体ビッグデータ取得・解析の技術を活用した膠原病(強皮症・筋炎)の合併症リスク評価を可能とするサービスの創出」です。
本事業では、これまで研究検査として活用されてきたA-Cube🄬を、クリニック医師でも日常診療で利用できる検査へと発展させることを目指します。強皮症や筋炎では、適切な専門医受診につながらず、肺障害など重篤な合併症が進行してしまうケースが課題となっています。
そこで当社は、自己抗体ビッグデータに基づき合併症の発症リスクを評価するモデルの構築を進め、市中病院の医師でも早期にリスクを把握し、適切な専門医への紹介や治療方針の判断につなげられる仕組みを開発します。この取り組みにより、重症化や手遅れとなる患者を減らし、膠原病領域における予防的医療の実現を目指します。
■ 事業の概要
事業名:自己抗体ビッグデータ取得・解析の技術を活用した膠原病(強皮症・筋炎)の合併症リスク評価を可能とするサービスの創出
採択事業:令和7年度「デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」
実施機関:公共財団法人東京都中小企業振興公社
■ 事業の狙いと今後の展開
強皮症や筋炎に苦しむ患者は国内に多く在住しており、早期から合併症リスクを考慮した診療体制の構築が強く求められています。本事業では、自己抗体ビッグデータを活用した合併症リスク評価技術を用いて、患者一人ひとりに適した検査・予防的治療につなげる仕組みの実現を目指します。
合併症のリスクを事前に把握し、適切なタイミングで治療介入を行うことで、重症化を防ぐとともに、限られた専門医や医療リソースの有効活用が可能となります。これにより、患者本人だけでなく、日常生活を支える家族のQOL向上にも貢献します。
さらに、早期診断・早期治療による重篤な合併症の抑制は、将来的な医療費負担の低減にも寄与すると期待されます。当社は、本事業を通じて膠原病領域における予防医療モデルを確立し、持続可能な医療体制の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
【プロテオブリッジ株式会社について】
プロテオブリッジ株式会社は、自己抗体を中心としたバイオマーカー研究および解析を通じ、
疾患の早期発見や個別化医療の実現を目指すバイオテクノロジー企業です。
研究機関や製薬企業との共同開発を通じ、自己免疫疾患領域における革新的な研究検査・解析技術の創出に取り組んでいます。
所在地:東京都江東区青海2-4-7
代表者:代表取締役 熊谷 亮
設立:2018年1月5日
事業内容:自己免疫疾患・膠原病に関する検査技術の開発・提供
Webサイト:https://proteo-bridge.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
プロテオブリッジ株式会社
広報担当:佐藤
E-mail:info* proteo-bridge.co.jp(※迷惑メール対策のため、@を*としています。)
TEL:03-6457-1600(代表)